金メッキ工


長持ちする100年の伝統をもつ金メッキ

ラトナの泉水にある60の金メッキ鉛像の修復には、伝統的な金箔貼りの技術が使われます。この技術は「勝利するフランス」の像など、庭園内の彫刻の修復にもすでに使われおり、すぐれた耐久性をもっています。前方の彫刻から金属修復家(金属修復家のページを参照)の手に渡され、作業は日程終盤の2014年春を予定しています
 

素材の準備
 
金メッキ工は、実際の金メッキ加工に入る前に、農民、蛙、トカゲ、亀の鉛彫刻に準備作業を行います。そのために腐食防止加工をし、金を二層に塗りますが、原料は数百年前から同じものが使われています(亜麻仁油、松やに、染色とつや出しのための黄土)。
 
 
金箔の貼り付け
金箔の貼り付け© EPV / Thomas Garnier

金箔貼り
 
金メッキは被膜剤の調合から始めますが、この被膜剤で金箔を素材に密着させます。被膜剤を調合した後、数時間おいて金箔を貼らなければなりません。そのため職人はよく「朝に被膜を調合し、午後に金箔を貼る」と言います。金箔を貼る道具は、17世紀以来同じものが使われています(箔ナイフ、クッション、金箔用パレット)。
 
 

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