メセナ


 
Fondation Philanthropia
 
 
フィランソロピア財団の活動を支援する
 
200年にわたる市民活動を通じて、ロンバー・オディエ・プライベートバンクは、与えるということは大変なことではあるけれども、同時にすばらしいものだということを学びました。ロンバー・オディエは、お客様と一緒に伝統ある慈善事業に加わり、長年培ってきた経験と知識を共有するために、積極的に慈善事業への取り組みに努力してきました。かくして当バンクは、お客様の希望にかなう寄付計画の入念な作成や、適切な寄付の方法についてのアドバイスを行っています。 こうした慈善活動への取り組みを背景に、ロンバー・オディエはフィランソロピア財団を設立しました。フランスにあるすべての財団と同様、フィランソロピアは母体となる財団法人として、出資者には次の2つの方法での参加を認めています。
1. 「カテゴリーごとの基金」を通して、複数の寄付者を集めたプロジェクトを支援する方法
2. 母体財団に保護された個人財団を作る方法
 
これによって行政手続きを簡素化し、組織にかかるコストを分散させることが可能になります。また経験を共有し、寄付のメリットと効果を最大限にすることができます。200年以上の伝統をもつフィランソロピア財団に保護された個人財団となることで、寄付者は永続的に慈善活動を続け、次の世代にもその願いを伝えていくことができます。
 
 
オランジュリーでメセナの合意書に署名をするカトリーヌ・ペガール氏とティエリー・ロンバール氏。
オランジュリーでメセナの合意書に署名をするカトリーヌ・ペガール氏とティエリー・ロンバール氏。 © EPV / Thomas Garnier
 
フィランソロピア財団は次の4つのカテゴリーに分けて、あらゆる分野への支援をしています。
 
- 人的及び社会的活動(2011年度のカテゴリー別寄付の50%)
- 文化及び教育(7.5%)
- 医学及び科学研究(35%)
- 環境及び持続可能な開発(7.5%)
 
このうち、「人的及び社会的活動」に関する基金は、2011年にアフリカの角が直面した食糧危機に対するケニヤ赤十字の活動を支援しました。また「医学及び科学研究」基金は、癌ワクチンの開発を進めるパスツール研究所を援助しました。
 
平行して、当財団に保護された約15の財団が、パーキンソン病患者へのサポートやジュネーブ大学医学部の学生への奨学金授与など、寄付者自身が選んだ活動への参加をはたしました。
 
フィランソロピア財団は2008年の創設以来、約50の団体に対して1700万スイスフランを超える寄付を行っています。
 
フィランソロピア財団:www.fondationphilanthropia.org
 
 
 
 
 

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